
バリ島にサーフトリップに行きました。
今回はクタ周辺でサーフィンをして感じた沖の様子をご紹介します。
世界からサーファーが集まるバリでの沖の雰囲気を少しでも感じ参考にしてもらえる内容です。
2025年の夏、サーフトリップでバリ島を訪れました。
滞在中に僕が最も多くの時間を過ごしたのがバリ島でメジャーポイントの一つのサーフエリア「クタ・パドマ」周辺のビーチブレイクです。
アクセスしやすく初心者から楽しめる優しい波が特徴のこのエリア。
しかし連日サーフィンをする中で感じたのは波のクオリティだけでなく、「沖の雰囲気」や「サーファーの顔ぶれ」が国籍によって大きく異なるという、非常に興味深い現実でした。



バリの観光地ど真ん中のビーチブレイク(クタ・パドマ周辺)で僕が感じた、リアルなサーファー模様と国籍比率についてレポートします。
2025年夏、クタ・パドマの沖は「アジア系」がマジョリティだった



まず驚いたのが、サーファーの人種構成です。
これは僕の肌感覚ですがクタ・パドマ周辺の沖は以下のような比率でした。
- アジア系:約5割
- (内訳:韓国からのサーファーが約4割、中国からのサーファーが約1割)
- オーストラリア系:約2割
- バリローカル:約2割
- 日本人:1割未満
とにかく日本人のサーファーは驚くほど少なく肌感覚では1割程度の印象でした。
今やクタ周辺の海は韓国人を中心としたサーファーがマジョリティ(多数派)を占めていました。
【国籍別】サーフィンスタイルと「沖の雰囲気」





この国籍構成がそのまま「沖の雰囲気」に直結していました。
国籍やグループによってサーフィンスタイルや波へのアプローチが全く異なっていたのが印象的です。
1.アグレッシブな「アジア系サーファー」



最も人数の多い韓国人サーファーですが、その中でもハッキリと2つのグループに分かれているように見えました。
特徴①:プロ志向? アグレッシブな「若手サーファー」
まず目についたのが、国籍問わずアジア系の若いサーファーたち。
彼らはプロ、あるいはプロを目指しているかのようなハイレベルでアグレッシブなライディングを繰り広げていました。
明らかに練習のためにバリに来ている様子で一本の波にかける集中力が高い印象です。
特徴②:団体で行動する「韓国人サーファー(レッスンツアー)」
もう一つ、非常に多かったのが韓国からのサーファー集団です。
こちらは「若手」というより年齢層は幅広く、サーフレッスンを含むツアーで来ているようでした。
レベルも様々でしたが、共通していたのは非常に「生真面目」で「真剣」にサーフィンに取り組んでいたことです。
ガイドを先頭に朝早く入水し、1〜2時間みっちり練習すると一斉に海から上がっていく。
そんなストイックなスタイルでした。
彼らは波を譲る気はあまりなく、もし前乗りをしてしまうと厳しい態度なことも。
良くも悪くもレジャーというより「真剣勝負」といった雰囲気が彼らの周りにはありました。
2.マイペースな「オーストラリア人サーファー」



アジア系サーファーとは対照的に、非常にマイペースだったのがオーストラリアからのサーファーたちです。
若い人から白髪の年配の方まで年齢層は非常に幅広く、ガツガツと波を取り合うというよりはそれぞれが自分のペースでサーフィンを楽しんでいる様子でした。
良い波が来れば乗るし、来なければ世間話をしているようなリラックスした雰囲気。
彼らにとってバリの海は「日常の延長」であり、海を楽しむ余裕のようなものを感じました。
3.笑顔で波を分け合う「バリローカル」



そして、僕が最も心を打たれたのが、バリのローカルサーファーたちです。 (もちろんガイドとして働いている人もいますが、ここでは練習しに来ているローカルを指します)
彼らの特徴は、とにかく「笑顔」でサーフィンをしていて、雰囲気が温厚なこと。
スキルは非常に高く、いとも簡単に良い波に乗っていきますが決して波を独り占めしません。
周りを見ながら、適度に波を譲り合っているのです。
僕が間違って彼らの波に前乗りしそうになってしまった時も、怒るどころか笑顔で許してくれるような「海の寛容さ」を感じました。
彼らがいるだけで、その場の雰囲気が和やかになる。
そんな存在でした。
年配ガイドが語った「波の譲り合い精神」の変化





この「優しいローカル」と「アグレッシブなアジア系」という対比は、なぜ生まれるのでしょうか。
もちろんお国柄や個々の性格も違うのはもちろんですが…
サーフィン中にバリ人ガイドから興味深い話を聞くことができました。



昔はもっと波を譲り合う精神(秩序)があったよ。
俺たちベテランが沖で声掛けや注意していたけど、最近はガイドの世代交代が進んで『沖の番人』みたいなガイドが減ってしまった。
その結果、昔に比べて波の譲り合い精神が少し変わってしまったのかもしれないね



アグレッシブなサーファーが増えた背景には、そうした「海の秩序」の変化も関係しているのかもしれません。
今のクタの雰囲気を象徴するような深い話でした。
【補足】ポイントが違えば、雰囲気も全く違う





ここまで書いてきたのは、あくまで「クタ・パドマ周辺のビーチブレイク」での話だということを強調しておきます。
実際、別のポイントではサーファーの顔ぶれは全く違いました。
例えば、リーフポイントで有名な「エアポート」ではクタではほとんど見かけなかった日本人サーファーを多く見かけました。
僕の体感ですがエアポートの比率は「日本人3割、オーストラリア人3割、バリローカル2割、その他2割」といった印象。
クタとは違った国籍バランスです。
もっと言えばバリ南部のウルワツなどは
「オーストラリア人4割、バリローカル4割、その他2割」といった印象。
これまた全然違うバランスでした。
ポイントによってこれほど雰囲気が変わるのもバリ島サーフィンの奥深さだと感じます。
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まとめ
今回のバリ島サーフトリップで感じた、クタ・パドマ周辺の「沖の雰囲気」をまとめます
- クタ・パドマ周辺は、アジア系(特に韓国)サーファーがマジョリティ
- 雰囲気は全体的に「アグレッシブ」で「真剣」(特にアジア系)
- 一方、バリローカルは非常に温厚で、オーストラリア人はマイペース
- ただし、これは「クタ周辺」の話でエアポートなど他のポイントは全く雰囲気が異なる



これからバリ島でサーフィンをする方は、アクセス抜群の「クタ」と、それ以外の「リーフポイント」では、波質だけでなく「沖の雰囲気」も全く違うということを知っておくとポイント選びの参考になるのではないでしょうか
良くも悪くも様々な国のサーファーが混在するのが、今のバリ島クタ・エリアの魅力なのかもしれません!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!




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