はじめに
サーフィンの初心者向けにフィンのメンテナンスの削り方を画像つきで解説していきます。
サーフィンをこれから始めてみたい方や始めたばかりの初心者サーファー向けの記事になります。
サーフィン中にフィンが直撃して自分が怪我をした、もしくは他人を怪我させてしまった、という話を聞いたことがあります。
サーフィン時の1,2を争う怪我の原因はフィン接触による切り傷や打撲です。
私も一度、自分が波に乗っている時に前方に人がいて避ける余裕がないまま転んでしまいヒヤッとしたことがありました。
幸い何もありませんでしたが、万が一を考えフィンの鋭い先端を削り丸くして怪我と事故防止に備えようと思いました。
素人なので下手で仕上がりもキレイではありません。
出来上がりが気になる方は迷わずにショップに持ち込んでプロにやってもらいましょう。
それでは張り切っていきましょう。
なんでフィンを削るの?
ねぇ、なんでフィンを削るなんて言い出したの?
海でフィンが直撃して怪我をしたという話を読んでから削りたいなと思っていたんだ。
フィンの尖ってる先端を丸くして、ぶつかっても怪我になりづらいように防止策として削るよ。
あとフィンを中古で購入したからメンテナンスも兼ねてね。
削ったりしてフィンの性能が悪くなったりしないの?
中・上級者なら違いが出ると思うけど、僕のような初心者レベルだと違いはわからないし、下手だからこそ他人との接触を避けられないときのことを想定して事故防止を優先するよ。
フィンを削って先端を丸くする作業イメージ
今回のフィンを削る作業のイメージです。
フィンの尖っている先端を削り、その後に角を丸くして整えていきます。
フィンを削るのに必要なモノ
それではフィンを削るのに必要なものを用意します。
- フィン
- 耐水ペーパー・紙やすり(80・400・1200・2000番)
- 細めの木の角材(当て木)
紙やすりは100均のセットになったもの、それと別で家にあった80番を用意しました。
100均のセットは240番~2000番が入ってましたが、80番がなくても240番からで全然いいです。
木の角材は紙やすりを巻きつけて当て木として使います。
握りやすくなることで力が入りやすく作業が速くなり、ヤスリ中の指の怪我防止になるのでぜひとも用意してください。
角材が家になければダンボールなどを適宜切って折り曲げて棒状にしても使えると思います。
フィンをヤスリで削っていく
それではフィンを削っていくので、画像つきで解説していきます。
流れとしては数字の少ないヤスリで大まかに削って形を作り、だんだんとヤスリの数字を上げて削って仕上げていくだけで簡単な作業です。
今回は80→400→1200→2000という順番でヤスっていきます。
80番の荒目なヤスリで大まかな形に削っていく
400番のヤスリで形を決めていく
1200番のヤスリで最終的な形に整えていく
2000番のヤスリに水を付けて磨いて仕上げていく
作業終了でこれにて完成!!
そもそも怪我をしにくいフィンを使う
怪我防止のためにフィンを削りましたが、やはりフィンを削るのは抵抗がある方もいると思います。
そこでそもそも怪我をしにくいフィンが販売されているのをご存知でしょうか。
その名も『PROTEK POWER FLEX(プロテック パワーフレックス)』というフィンです。
このフィンはエッジの部分が柔らかいシリコンで作られているので、ぶつかっても鋭利な刃物のように切れることがありません。
また打撲の痛みもかなり軽減されるので安心です。
怪我や事故防止のためにこのフィンは十分に検討する価値あります。
ショート用にFCSとFUTURES、ロング用にシングルフィンもあります
まとめ
怪我防止のためにフィンを削ってみましたがいかがだったでしょうか。
サーフィン情報をネットサーフィンしていた時にたまたま見つけた記事でフィンを削って怪我防止することを読み、ずっとやってみたかったのですがようやく着手したので記事にしました。
ちょうど中古のフィンを購入して傷もあったのでメンテナンスも兼ねることができました。
初心者だからこそ技量不足でコントロールしきれずに他人を怪我させてしまうのは怖いなと思っていました。
やってみて、特に難しいことはなかったですし、気の持ちようとしてやって良かったと思います。
写真撮りながらでしたが作業した時間もフィン1枚5~10分程度でした。
またの機会に他のフィンもやってみたいと思います。
特に人が多いポイントに入ってるサーフィン初心者は気軽な気持ちでやってみることをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!
コメント