はじめに
2020年5月下旬の現在、未だ世界では新型コロナウィルスが猛威を奮っている国がまだまだあります。
しかしながら日本では感染者の減少傾向に伴い全国での緊急事態宣言も解除されました。
日本国内の状況(2020/5/26現在 厚生労働省の発表に基づく)
感染者数:16,591人 死亡者数:851人 回復者数:13,771人
グラフでは5月下旬の現在は全国の感染者数が3月中旬の水準まで落ち着いてきました。
3月中旬は爆発的に感染が広がる一歩手前だったので、日本国内の人それぞれが自粛を守ったことで非常にいい傾向に進んでいる結果だと思います。
そしてついに全国の緊急事態宣言が解除までこぎつけたわけですが、サーフィンは再開してもいいのかというサーファーなら少なからず考えていることかと思います。
私は全くの素人ですので、この記事による責任は負えませんことをご理解いただきお読みください。
3月末に書いた記事のコロナの内容を今一度かいつまんで記載させていただき振り返りたいと思いますので重複する箇所が多々あります。興味ない方は読み飛ばしてください。
3月末に書いた記事です。ご興味あれば以下のリンクからお読みください。
新型コロナウィルス(2019-nCoV)について
新型として発見されてから未だに分かってないことも多く治療法も確立できていないので恐怖を感じてる方も多いのではないかと思います。
以下は現在発表されている新型コロナウィルスについての情報です。
わかりやすかったので、以下「サラヤ株式会社」のHPより抜粋
コロナウィルスとは
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6 種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や 重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイ ルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の 10~15%(流行期は 35%)を占めます。
感染経路
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。
※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
対策
一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒などを行ないましょう。
サーフィンしても安全なのか
コロナウィルスが存在する現在はサーフィンをしても安全なのか?
上記を参考にして考えていきたいと思います。
感染経路から考えると、誰もいない広い場所(例えば無人の森や海や山)で過ごしている分には感染することはなさそうです。
飛沫や接触での感染ということから、ウィルスが海に流れ込んで感染するなどという状況は起こり得ません。
サーフィンに行って感染する可能性がある状況としては、
1)陸で感染者とコミュニケーションして飛沫感染か接触感染
2)感染者が利用したサーフボードや道具に触れて接触感染
3)海で感染者と話すことによる飛沫感染
以上より、他人と適度な距離を保ちサーフィンを楽しめるならコロナウィルス感染はあまり恐れる必要はないかと思います。
そしてほんの少し気をつければ決して難しいことではないと思います。
極端な話になりますが誰とも話さず接触もせずにサーフィンする分にはリスクは低いと思います。
あくまで安全やリスクを理解することで不要な恐怖や無知な安心感をなくしリスクを減らせると考えます。
リスクが低いといってサーフィンを推奨してるわけではありません。
サーフィンで感染しないためにどうしたらいいか
感染しないためにサーフィンをするにはどうすればいいかを考えていきます。
できる限りリスクを減らすために厳し目に考えます。
駐車場やビーチなど陸で他サーファーと話したりしない
波待ちなどで他のサーファーと十分に距離を取る
サーフボードや道具に触れない・触れさせない
モノの貸し借りをする場合はあげるつもりで、その日の返却はしない
怪我に気をつける(病院での感染を避けるため)
混雑している海では波待ちでほかサーファーとの距離が取りづらいそうで、サーフィンの時間を短めに区切り、できるだけ距離が取れるようにスペースを譲り合ってサーフィンすることも意識する必要があると思います。
サーフィンには一人で行って、一人で海に入って、一人で帰る
譲り合うためにサクッと入って、サクッと楽しんで、サクッとあがる
これらを各サーファーが少し気をつけるだけで現実的にサーフィンでのリスクを格段に減らせます。
サーフィンは個人スポーツなのでそこまで難しくなく実行が可能だと思います。
緊急事態宣言解除したけどサーフィン再開しても大丈夫?
振り返りの記事が長くなりましたが、今回の本題の『緊急事態宣言が解除されたけどサーフィンを再開しても大丈夫なのか』について書きたいと思います。
個人的な見解になりますが、まず結論から言うと各自治体や市町村の指示に従うのが大事かと思います。
私の住む宮崎県では各サーフポイントの市町村ごとで各々ルールを決めているようです。
まず宮崎県として大きなガイドラインは
・サーフィンを目的とする他県からの来県は控えてほしい
・常に、3蜜(密閉、密集、密接)を排除した日常生活を心がける。(海での行動を含む)
1:他人と接するときは、マスク着用(海の中以外)
2:車中は、出来る限り最少人数
3:不要不急の雑談は避ける
4:駐車はできる限り一台以上の距離を保つ
5:波待ちでは他人と2m以上距離を置く
ここまでは基本的なことかと思います。
各市町村で少し違いますが、基本は上記を厳守しつつ各サーフポイントの町内在住者に限定し、県外からはもちろん町外からの遠征自粛もお願いしているようです。
その中でも特に気になったのは
日向市は、日向市以外の『門川町・美郷町・諸塚村・椎葉村の在住者』もエリア内かつサーフポイントがないということで受け入れを表明しています。非常に寛大な決断に感じました。
日南市は『日南市内在住者も手続きが必要な為日南市サーフィン連盟に直接問い合わせ』としているようです。地元の方との折り合いも含めて安全を優先してるのかと思います。長い目での運営の考えが見え素晴らしいことだと思います。
宮崎市では市内在住者のサーフレッスンを再開したという記事を読みました。
サーフショップは自治体や協会などの視点や立場も担っているだろうことからリスクに敏感かと思いますが再び動き出した事実を非常に前向きに感じました。
やはり各市町村のルールで違う点がありますので、不明なことがあればポイント近くのサーフショップなどへ確認をするのが確実かつ安全と思います。
自分の見解
僭越ながら緊急事態宣言が解除された今の自分の見解を述べたいと思います。
前回も書きましたが、サーフィンをすることによる感染はリスクが低いという考えは変わっておりません。
またサーフィンは自然の中でリスクが低く楽しめる開放的なアクティビティだと思います。
緊急事態宣言は解除されましたが安全が確保されたわけではないため向き合い方は人それぞれです。
海は誰のものでもありませんが、同時に地元の方々は見えない努力をしてくださっており、駐車場なども含めて地元の方の理解あって成り立っていることが多々あります。
地元の方とサーファーがやはり皆で気持ちよく調和するのが一番であることを考えると各ポイントのルールに従うのがストレスを減らす最善案と思います。
特に今はサーフィン関係なく、普段の生活でも多大な変化でストレスを感じてる人もたくさんいるのが現実です。
皆が気持ちよく過ごせることを優先して尊重しあえればベストだと思います。
まとめ
改めてコロナとサーフィンについて書いてみましたが、自分自身がこの件と向き合ういいきっかけになりました。
以前からサーフィンとコロナの危険については少し気をつければ恐れる必要はないという自分の気持ちに変化はありませんでした。
しかし自粛から緊急事態宣言となり、それが解除されましたが自治体ごとのルールが定められるという変化が起こりました。
できる限りコロナの現実のリスクや危険性を少しでも理解することで不要な恐怖は減ると思います。
以前は家族との兼ね合いなどから再開の目処を立てようかと思っていましたが、自治体のルールができましたのでこちらのルールに従っていきます。
幸い宮崎県は当初から他県と比べても感染者も少ないままここまで来れました。
今後も当面は安全な県として来訪も多くなる可能性があります。
まずは各自治体がエリア内ならOKと範囲を広げれるようになり、続いて県内であれば自由にサーフィンができる日が来るよう、また一日でも早く皆がまた自由にサーフィンが楽しめる日を目指して行動を心がけます。
また各自治体やサーフィン協会なども少しずつでいいのでできる限りの緩和をアップデートしこまめに公表と情報発信していただけると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!
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