はじめに
サーフィンの初心者向けにフィンのリペアの仕方を解説します。
初心者サーファー向けの記事になります。
中古で購入したフィンが欠けていた箇所をリペアしたので画像つきで解説します。
素人なので仕上がりは下手です。
仕上がりを気にする方は迷わずにショップに持ち込んでプロにやってもらいましょう。
それでは張り切っていきましょう。
なんでフィンをリペアするの?
ねぇ、なんでフィンをリペアするの?
フィンを中古で購入したんだけど、一部が欠けてたから割れたり傷が広がってしまう前にリペアするよ。
難しくないの?壊しちゃったりしないかな。
簡易リペアなら失敗はまずないよ。
壊してしまうことはまずないから安心して挑戦してみて。
フィンの傷をリペアする作業イメージ
今回のフィンをリペアする作業のイメージです。
傷を滑らかに削り、傷の周りもレジンがつきやすいように傷をつけます。
またレジンは傷の周りまで厚めに塗ってから削るようにします。
フィンをリペアするのに必要なモノ
それではフィンをリペアするのに必要なものを用意します。
- フィン
- レジン(Solarez ソーラーレズ)
- マスキングテープ
- 耐水ペーパー・紙やすり(80・400・1200・2000番)
- 細めの木の角材(当て木)
今回は簡単なリペアなのでレジンだけでガラスクロスは使いません。
レジンはSOLAREZ(ソーラーレズ)という太陽光に当てるとすぐに固まってくれて手軽に使えるスグレモノを使用しました。
マスキングテープは何でもいいです。
私はみんなの味方の100均で購入したものです。
できれば見やすい色がついてると使いやすいです。
紙やすりも100均のセットになったもの、それと家にあった80番を別で用意しました。
100均のセットは240番~2000番が入ってました。80番がなくても240番からで全然問題ありません。
木の角材は紙やすりを巻きつけて当て木として使います。
握りやすくなることで力が入りやすく作業が速くなり、ヤスリ中の指の怪我防止になるのでぜひとも用意してください。
角材が家になければダンボールなどを適宜切って折り曲げて棒状にしても使えると思います。
フィンをリペアしていく大まかな手順
フィンのリペアのおおまかな作業流れは
- フィンの傷の箇所をヤスリで削り滑らかにし、同時にレジンがつきやすいよう表面に傷を付ける
- マスキングテープで傷の周りを囲いレジンの広がりすぎを防止する
- レジンを塗り、乾くのを待つ
- 80番のヤスリで大まかに削って形を作り、だんだんとヤスリの数字を上げながら削って仕上げていきます。
今回ヤスリは80→400→1200→2000という順番でヤスっていきます。
作業時間は2時間くらいでしたがレジンが乾くのを待ってた時間がほとんどで、実質の作業時間は20~30分くらいでした。
フィンをリペアする
それではフィンのリペアを画像つきで解説していきます。
リペア箇所の下準備
まずフィンにレジンを塗るための下準備から行っていきます。
同時にレジンがつきやすくするため傷より広めに表面に傷をつけていきます。
これでレジンを塗るための下準備ができました。
レジンを塗る&乾かす
下準備ができたらリペアしたい箇所とその周りにレジンを塗っていきます。
今回はレジンだけでガラスクロスは使用しません。
レジンは太陽光に当てると固まってくれるSOLAREZ(ソーラーレズ)を使用しました。
ということで気を取り直してもう一度やり直し。
どんどん固まってしまうことを学んだのでなるべく素早く
粘度があるので乗せるように上塗りすると厚めに盛れます。
ちょうど台の隙間で固定できたので太陽に当たるように置いて固まるのを待ちます。
今回はレジンが少量だったのと太陽が出ていたので1時間半ほど待ちました。
確実に固めるなら1日置けば間違いないです。
※レジンが固まるのを待つ間に、怪我防止のために他のフィンの先端を削って丸くする作業をしました。まだ読んでいない方は合わせてぜひ!
80番と400番の荒目のヤスリで削っていく
レジンが固まったらいよいよヤスリで削って成型していきます。
中まで固まるまでは我慢して待ちましょう。心配なら1日置けば間違いないです。
マスキングテープを剥がせるだけはがして、ヤスリを当て木に巻いて削っていきます。
マスキングテープは削れば取れるので問題ありません。
角も均しながら大まかな形まで成形していきます。
1200番の細かいヤスリで整えていく
続いて細かいヤスリでさらに削ってキレイにしていきます。
2000番のヤスリで磨いていく
2000番のヤスリで磨いて最後の仕上げをしていきます。
表面も角もツルツルに磨いていきましょう。
作業終了、これにて完成!
まとめ
フィンを簡易リペアしてみましたがいかがでしたか。
SOLAREZは扱いやすくて非常に簡単でした。
ちょっとした傷のリペアだったので、果たしてリペアと呼んでいい作業なのか疑問ではありますが、ついていた傷は滑らかキレイになりました。
初めてでしたが特に難しいことはなかったですし傷でガサガサしていたのがめくれて剥がれたら嫌だなと思っていたのでやって良かったです。
最初にも書きましたが仕上がりを気にする方は迷わずにショップに持ち込んでプロにやってもらいましょう。
SOLAREZは太陽光で固まるので使い終わってからの保存は絶対に日が当たらないところにしまいましょう。
たまにはフィンをチェックして自分であれこれいじってメンテナンスすると愛着も湧くし、海以外でサーフィンの道具と過ごす時間も楽しいもんです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!
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