クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]

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クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
目次

はじめに

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]

サーフボードがクラッシュしてしまったので自分で簡易リペアに挑戦してみます。
前回のダメージ箇所のヤスリが終わったので、ついにレジン作業と仕上げまでを行います。

先日の8/4のサーフィンでサーフボードがクラッシュしちゃったのでリペアに出すか、ダメ元で自分でリペアするか悩んでましたが自分でリペアすることにしました。

前記事『クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt1 [準備編]』では初めてのリペアの緊張を和らげるために事前準備のイメージをしました。
前記事『クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt2 [切取り編]』ではクラッシュでダメージを受けた箇所のボード表面を切り取って取り除く作業をしました。
前回記事『クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt3 [ヤスリ編]』ではレジンを塗るための準備としてヤスリがけ作業をしました。
今回はついにレジンを塗って仕上げ作業までを行います。

この記事は貧乏性のサーファーがクラッシュしたお気に入りのサーフボードをダメ元で簡易リペアしてみる物語である。

今回はレジン編としてボードのクラッシュ箇所にレジンを塗っていく作業の記事になります。

それでは張り切っていきましょう。

ついにレジンを塗るところまできた

レジンも届いたし、ついにリペア作業も大詰めだね

うん、レジンを塗って仕上げのヤスリがけまでやっていく
早くサーフボードを直してサーフィンしたい!

サーフボードのリペア用レジンのソーラーレズが到着

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
エポキシボード用のソーラーレズ

オーダーしていたエポキシボード用のソーラーレズがちょうど届きました。
リペア箇所もなかなかあるとふんで、途中で足りなくなると困るので大きいサイズ(2.0oz)を購入しました。

今回はサーフボードの素材に合わせて青いラベルのエポキシボード用のソーラーレズを購入しました。
別でウレタンボード用に黄色いラベルのソーラーレズもあります。
リペアする場合はサーフボードの素材をチェックして合ったものを購入しましょう。

ソーラーレズとは
ソーラーレズはサーフボードのリペア用のレジンです。
素人向けにガラスクロスチップ入りなので簡単なリペアであればガラスクロスを使わずにリペアができます。
紫外線を当てると3分で完全硬化すると書かれていて、要は日光に当てるとすぐに固まってくれるので時間短縮にも繋がります。
要するに塗るだけでサーフボードの補修ができるスグレモノです。

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
パッケージの裏面に説明などあるのでざっと読むべし
クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
各リペアごとの説明もさくっとだけど載っている
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中にはソーラーレズ本体と小さいけどヤスリが付いている親切設計

レジン塗り作業

ではお待ちかねのレジン塗り作業をしていきます。
レジン作業に必要な道具を解説します。

必要な道具は
・リペアするサーフボード
・ソーラーレズ
・サランラップ
・カード(伸ばすのに使うので汚れてもいいやつ)
・マスキングテープ

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]

いつも恒例の大まかな作業イメージですが、
・レジンを塗る
・サランラップで覆う
・カードでレジンを整える
・日光に当てて硬化させる
日光に当てるとソーラーレズはすぐに硬化するのでレジン塗りは日光(紫外線)の当たらない場所で作業しましょう、少なくとも日陰で。

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
レジンを塗る反対側にマスキングテープでサランラップを固定
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ソーラーレズを開封!蓋のとんがりを使って穴を開ければOK
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緊張の一瞬!レジンをダメージ箇所に塗っていきます
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ダメージ箇所を覆うように少し多めに塗ってみた
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サランラップで覆ったら、なるべく平らになるようにカードを使って伸ばしてみる
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しつこくカードでいじってたらサランラップ破けた…簡単にはいかない
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他のダメージ箇所も同じようにレジン塗ってサランラップで覆っていく

レジンを硬化させるのに日光に当てていく

ひとまずここらへんで一旦日光に当ててレジンを硬化させていきます。
説明では3分で完全硬化と書いてあり、ガッツリの日光に当てると本当にすぐに硬化します。
紫外線の程度がわからないので試しに15分程当てていきます。

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外に出して日光に当てます
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科学反応を起こしてるようで数分もするとスゴイ熱を持って熱くなる、フォームが溶けたりしないのか若干心配になるほど
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15分程置いて硬化した
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サランラップを剥がしてみると空気が入ってるし、シワに固まってる。難しい!そりゃそうだよね
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こちらもシワシワ。でもこれから削るので全然ビビらない
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レールの削れた箇所は小さいからか割といい感じに埋まった

ヤスリがけでレジンを削って整えていく

さてヤスリがけをしてレジンを整えていきます。
そう、粉が飛ぶから外でやる作業、この時期は暑くて汗だくによる汗だくになるヤスリがけ作業。
でもサーフィンに早く行きたい一心でがんばります。

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いつも80番のヤスリから
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いつものように当て木をして削っていく
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平らになるようにひたすら削る!
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80番だからガンガン削れていくとはいえ暑いので早くもしんどい!
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240番に持ち替えて削って整えていく
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もう暑さで汗だく、汗なのか涙なのかわからず…まだシワシワや気泡あり
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角だったけど範囲が小さい方が割といい感じに整ってきた
クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
気泡があるところは埋めれるように削っていく

やる前は甘く考えていて、一回で整うかと思いましたがやってみると全然整わず…
早めに理解というか諦めて、範囲の広い箇所は何度か繰り返す作戦に変更しました。
範囲の小さい箇所は割と一回でいい感じに収まりました。

ということでポイントとしては
リペア箇所が広い場合は一回でやろうとせずに少しずつ進めていく
参考にした動画では一回で決めていましたが、やってみると全く上手くいかなかったです。プロってさすがですね!

ということでこの後も「レジンで埋める、硬化させる、ヤスリで削って整える」という作業をひたすら繰り返しました。
削ってると、削りすぎなのか、レジンの定着が甘いのか、レジンが取れちゃったりね…泣
もう途中から半分ヤケですよ、レジンも多めに盛ってヤスリを頑張って整える作戦に変更したり、サランラップも面倒になりそのまま紫外線当てたり、まぁ実に10回以上は繰り返しました。

そしてレジンとヤスリがけの繰り返しも諦めがついた

レジンを塗って、硬化させて、ヤスリがけして…テクノのごとく無限ループにも思える作業を繰り返しました。
暑さもあって意志の弱い私はだんだんと目標点が下がり諦めにも近い「浸水が止まればサーフィン再開できる!」と、当初の「どうやったらキレイにリペアできるか」なんてのは霞のごとく頭から消え去っていました。
そしてリペア箇所はどうなったか…

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
範囲が小さい箇所はまぁそれなり
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範囲の広いところは…正直いって下手くそで汚い!笑
クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]
こちらも下手くそで汚い

まとめ

クラッシュしたサーフボードをDIY簡易リペア pt4 [レジン編]

サーフボードのクラッシュ箇所のレジン作業はいかがでしたか。

正直言って不器用な自分には難しかったです。
Youtubeやネット記事を参考にしてるうちは自分にもできそうなイメージだったんですけどね…初めてということもありうまくできませんでした。
中古のサーフボードということもあり浸水が止まったので今回はひとまずここまでとして、ソーラーレズも残っているのでまた時間作ってキレイに整えるつもりです。

やってみて思った点としては
・ソーラーレズはクロスチップが入ってるとはいえガラスクロスを使ったほうが良かったかも
・ダメージが広い範囲は一気にやらずに少しずつ進める

浸水は止まったのでひとまずサーフィン再開します。
貧乏性の初心者サーファーのサーフボードDIYリペア記事はこれにて一旦締めたいと思います。

 

サーフボードのセルフリペアを調べて、この記事にたどり着いてくれた方もいらっしゃるかと思いますが、大事なご自身のサーフボードを長い目で見てやはりプロに任せるも一考、経験のために自分でトライしてみるのも一考で、どちらもメリット・デメリットがあります。

私はというと今回リペアに挑戦してみて非常にいい経験になりました。
想像していたより遥かに低クオリティな仕上がりとなりましたが後悔はしていませんし、また機会作って作業して改善したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!

クラッシュのリペア記事です

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