はじめに
サーフボードにワックスを塗りたいけどどれがいいのやら…
フーワックス(FU WAX)が話題みたいだけどどうなのかな
フーワックス(FU WAX)ってご存知ですか。
サーフショップのワックス売り場で他を寄せ付けないとばかりにカワイクない金額のワックスを見たことないですか。
パッケージやロゴの見た目はSEX WAXに似てるのに金額は3~4倍近い!ナンジャコリャ!?
でもすごい話題のサーフワックスで一度使ったらやめられないとか。
ということで今回は話題のサーフィンワックスのフーワックス(FU WAX)を買ったので、商品紹介と開封&レビュー、そして実際に使ってみての感想を書いてみたいと思います。
コレを読めばフーワックスがあなたが使いたいサーフワックスかどうかわかりますよ。
それでは張り切っていきましょう。
アイテム詳細
今回使用したワックスの詳細と簡単にフーワックスのワックスについて紹介します。
アイテム:ワックス
ブランド:フーワックス (FU WAX)
種類:トロピカル (真夏用 水温24℃~)
ラベルカラー:オレンジ
香り:南国っぽい強めの甘い匂い
参考価格:900円~/個(amazon調べ)
フーワックスは水温に合わせてたくさんの種類のワックスがあります。
・COLD(真冬用 水温 13℃以下)
・COOL(冬用 水温 13~18℃)
・SUMMER COOL(春秋用 水温 17~21℃)
・WARM(夏用 水温 20~25℃)
・TROPICAL(真夏用 水温 24℃以上)
・BASECOAT(下塗り用)
上記は種類と参考水温で下のBASE COATが一番固くて上にいくほど柔らかくなります。
季節や水温に合わせて使い分けますが、多少違う水温程度なら問題なく使えます。
フーワックス(FU WAX)について
If it doesn’t say “MADE IN BRAZIL”, it’s not the real Fu
(訳)もし”ブラジル製”と書いてないければ、それは本物のFU(フーワックス)じゃない
フーワックス(FU WAX)はブラジルでワックス職人であるファド氏が作っている高級サーフワックスです。
噂ではファド氏が手作業で作っているとか、その上世界中のトップサーファーがこぞって使っているそうで、そりゃ普通のワックスの3倍ほどの値段がするのもしょうがないかも知れないですね。
アメリカ版のウェブ・サイトで五十嵐カノアがテストライドしてる写真があるので、五十嵐カノアはフーワックスユーザーと思われます。
他にもジョンジョン・フローレンスやケリースレーターも使ってるとか、世界中のトップサーファーが一時期買い占めて品薄になったとか、スポンサー提供のワックスを使わずに隠れてフーワックスを使って大会に出たサーファーがいるとか、とかとかとか…
まぁ誇張されてるのもあると思いますが面白話も出るくらい話題のワックスであることは間違いないです。
フーワックスは男気あふれる硬派にワックスだけの販売です。
ロゴTシャツをネットで見かけました。ブラジルのサイトではキャップがありましたが日本では販売見つけられず。
★ブランドウェブサイト(USA):https://fuwaxesusa.com/
フーワックスを買った理由
ネットでレビューなどを散見していて気になっていました。
ふらっと寄ったムラサキスポーツに置いてあり、金額を見たらなんとまぁ1000円近くするじゃないですか!?(←値段知らなかった)
値段を見て正直とても躊躇したのですが、モノは試しと思い購入してみました。
レッツ開封&レビュー
それでは開封の儀式を行いつつ特徴を見ていきます。
ロゴのラベルは包装の内側で紙が入ってるだけ
使ってみた感想
私はサーフボードに下塗りでベースコートを塗り、その上に季節に応じた硬さのワックスを塗っています。
※今回はすでに塗ってあったワックスの上に塗って使用しています。(Basecoatにsticky bumpsを使用)
実は勉強不足で塗り方を間違えました。
どうやら平らな部分で軽くこすっていくと糸を引いたようになり、たくさん塗り込む必要はなく少し塗るだけでOKとのこと。
また説明では必ずベースコートを十分に塗ってから上にトップコートとして塗るのがいいとのこと。
いつもと同じように角で塗ってしまいましたが、角で塗っても糸を引くように塗れて問題はありませんでした。
いつものワックスとは確実に違う粘り気というかベタベタした仕上がりです。
塗り終わってから手で滑りを確かめると今まで使ったことのあるワックスとは全く違う粘りを感じました。
表現するならベタベタですかね、格段のグリップ力であることは一目瞭然です。
分かりづらいかも知れませんが塗ったあとのワックスの感触はすごい柔らかめの『ねりけし』に近いかな。
その後に海で実際に使ってもサーフィン中は文句なしの抜群のグリップ力でした。
それなのにベタついてウェットなどにくっついてしまう感じもあまりなかったですね。
とにかくグリップ力は異次元レベル。
たしかに説明にある通りで海に入る前に少量塗ればOKな感じです。
個人的に採点と総評
それではフーワックスの得点の発表です!
▼フーワックスの得点
価格 ★☆☆☆☆
塗りやすさ ★★★★★
グリップ度 ★★★★★
コスパ度 ★★★☆☆
総合点:14点/20点
向いてるサーファー:激しい練習をする中・上級者!経済的に余裕あれば初心者もOK!ここぞで滑って失敗はしたくない時にオススメ!
とにかく価格については他のワックスと比べるとダントツに高いので1点です。
グリップは文句なし!塗りやすさもいい感じなので満点を付けました。
金額は高いですが少量塗れば十分なことを踏まえると決してコスパ悪くないと思います。
中・上級者向けであることは確かですが、初心者や初級者はフーワックスを使えばグリップは文句ないので他のことに集中できると考えればオススメです。
まとめ
フーワックスのレビューいかがでしたか。
試しで塗った時点でグリップ力が他とは一線を画してるワックスでした。
海でも期待以上のグリップ力だったので、引き続き使ってみます。
個人的にはベースコートは安いワックスを十分に塗った上にフーワックスを海に入る前に少し塗るというのは一つのベストな選択だと思います。
私みたいな初心者サーファーならば普通のワックスでもグリップは十分ではあるので、波が大きい日にはフーワックスだぁ!って感じもいいかも。気合も入りそうじゃないですか!?
とにかくグリップ力抜群!塗りやすくて少量でOK!
一度使ったらやめられないと言うサーファーが続出するのも納得できます。
ただ金額がねぇ~、いつもの3倍となると気軽さには少し欠けるかな…
サーフィンワックスなのにツブを作るのではなく、塗り拡げて糸が引いてきたらそれでOK!なんて今までのワックスの常識を覆しちゃってますよね。
自分は初心者だから普通のワックスでOKなんて言ったけど、時折テイクオフして滑って転ぶときがあるんですよね。
それが解消できるなら貴重なサーフィンタイムの満足度は間違いなく上がりますよね。
いやぁフーワックスがレギュラーになってしまったらワックス代が一気に跳ね上がっちゃうなぁ。
考えてるだけでニヤニヤしちゃう楽しい悩みです。笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!
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