はじめに
剥がしたサーフィンのワックスってリサイクルしたりして何かに使えないのかな
今回はこのような疑問があったのでキャンドル作りを試してみたお話です。
サーフィンにはワックスが欠かせませんが、たまに塗り直しなどで剥がしますよね。
大量に出る剥がしたワックスは何も考えずに捨てていましたが、どうせ捨てるなら何かできないかと思い休みで暇そうにしていた娘を巻き込んでキャンドル作りと称して遊んでみました。
もしかしたら同じ思いの方が居るのではないかと思い記事にします。
この記事は貧乏性の中年サーファーが剥がしたサーフィンワックスをリサイクルしてキャンドルを作ってみたけどイマイチうまくいかなかった物語です。
これを読んで、ひとまずサーフワックスだけではキャンドル作りでそのままリサイクルするのはうまくいかないことの参考になれば幸いです。
それでは張り切っていきましょう。
剥がしたサーフワックスをリサイクルしたい
ワックスを剥がすと大量のワックスが出るけど何かできないかな
捨ててるだけはもったいない気がしてて
僕も興味があるな
砂とかの不純物が入ってるけど、簡単にまた成形してまたワックスで使えないかと思ってるんだけど、新しく塗り直すために剥がしたしなぁ・・・
なんとなくだけどキャンドルにできないかな
おぉ、なるほどね。
うまくいったら楽しそうだしやってみようか。
たまに剥がすサーフワックスの再利用
シーズンごとや、気合い入れるため、などなど人それぞれですがワックス塗り直しなどのタイミングでサーフボードからワックスを剥がしますよね。
以前は使い終わったものと言う意識で何も考えずに捨てていましたが、なんとなくどこかで気になっていました。
何かできないかな・・・というか何かしてみたい
心配性のためショートボードでも隅々までワックスを塗る性分だったり、ロングボードのワックスを剥がすと割とまとまった量のワックスが出ます。
単純に成型し直せば再度サーフワックスとして再利用できるかな。
と思ったのですがワックスを新しく塗り直したくて剥がしたのでイマイチのアイディアだな、と。
そこで思いついたのが
もしかしてキャンドルにできないかな、それなら子供も巻き込んで一緒に遊べそうだ
ということで早速にキャンドルにリサイクルすべく挑戦してみます。
サーフワックスは何からできているか
『サーフィンのワックスは何からできているのか』ですが、一般的には大部分はろうそくと似ていてパラフィンと言う素材です。
大昔はろうそくを塗りつけてサーフィンをしていたとか。
それに粘り気を加えて上げたり、温度によって柔らかさを調整するために、各ブランドは独自の配合や作り方で作っています。
なんだか行けそうな気がしてきた!
ワックスをキャンドルにリサイクルする工程
それではサーフワックスをキャンドルにリサイクルするための工程を考えていきます。
1.剥がしたワックスを溶かす
2.キャンドルの芯を作る(芯を持っていれば作業不要)
3.溶かしたワックスを型に流して成型する
そして作るために必要な道具は
・小鍋
・空の缶詰(フルーツやトマトの缶がオススメ)
・割り箸(混ぜるため)
・串(キャンドル芯を支えるため)
・タコ糸(キャンドルの芯を作るため)
・ワックスを流し込むための型(紙コップなどでOK)
・軍手(材料を溶かすときに熱い缶を持つため)
以上です。
作る工程はできる限りシンプルにしました。
「これなら子供でも楽しんで一緒に遊んでくれる」このときはまだそう確信してました。
材料は剥がしたワックスなので特に必要になるものはありません。
キャンドル芯を持っていなかったためタコ糸を用意しました。
ワックスを溶かしてキャンドルの芯を作る
それでは早速に作業に入りたいと思います。
もともとワックスは白かったので汚れや不純物が含まれているのでしょう。
今回は作業を簡潔にするために濾して不純物を取り除くことはしませんでした。
キャンドルに成型していく
キャンドル芯がある程度固まったので、芯を型にセットして溶かしたワックスを流し込んでいきます。
以上でリサイクルキャンドルは完成しました。
ワックスを溶かすのに火を使いますが、工程自体は簡単で子供も失敗もせずに楽しんで作業していました。
(そう、ここまでは…)
サーフワックスのリサイクルキャンドルにいざ着火
さぁ、出来上がったので早速着火していきます。
完全に失敗と断言させてもらいます!
ものの数分程度で芯が燃えていき火は消えてしまいました。
これではキャンドルとしてはどう考えても失敗ですね…悔しい。
サーフィンワックスだけではキャンドルとしてはろうの溶けが遅いのか(融点が高い?)、キャンドル芯が甘かったのか、原因はわかりませんがキャンドルとしての機能は不十分でした。
何か改善点を考えないとダメですね。
子供はというと…作った時点まではある程度満足していましたがキャンドルとしての機能がイマイチなのを見た途端に興味が薄れてしまったようです。。。泣
当たり前ですね、父としても精進したいと思います。
まとめ
サーフワックスの自作リサイクルキャンドルの失敗談でした。
作業工程自体は難しくありませんでしたが、キャンドル作りは奥が深く、ちょっとナメていました。苦笑
もう少し溶けやすければキャンドルとして燃え続けてくれるのではないかと思うので、パラフィンやソイワックスなどの普通のキャンドルの材料を足す。
もしくは、そもそもワックスではキャンドルの外枠を作って、中に普通にキャンドルを作るなど、何かしらの改善点を見いださないとキャンドルとして成立しませんでした。
作っている途中では「色を付ける」とか「香りをつけてみる」とか、試したいアイディアが出て楽しんでいたのですが、まずはキャンドルとしてスタート地点にすら立てませんでした。
最初からやり直しとなってしまいました。
いい香りのするリサイクルキャンドルがうまく作れれば、海以外の家タイムでも楽しめたり、サーファーの友人へのプレゼントにしてみたり、また調べてみて再挑戦してみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Hope you good surf !!
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